今年、最後の日

晦日
 
晦日、今年最後の日です。
 
年の最後の日でもあり、誰もいない校舎は寂しい感じます。

晦日(おおみそか
 
晦日(おおみそか)を漢字で書いてみると、「大(おお)」と「晦(みそ)」と「日(か)」の3つの部分で構成されています。
「晦(みそ)」は「三十路(みそじ)」なんていう言葉にも使われている、
「三十(みそ)」と同じ意味で「30」という数字を表していると言われています。
つまり、「晦日みそか)」は「30日」という意味で、
これは、その昔まだ日本で太陰暦が使われていた頃、毎月の末日であった30日を意味します。
そして、この「晦日みそか)」に「大(おお)」を付けることで、
「大晦日(おおつごもり)」あるいは「大晦日(おおみそか)」と呼んで、
毎年1年の最後にやって来る日を表すようになった、と言われています。
 
ここでは年越し蕎麦(としこしそば)を食べる理由として、代表的なものをします。
1 蕎麦(そば)のように細く長く生きたいという願いから。
2 蕎麦(そば)は長いけれど簡単に切れることから、その年の苦労を大晦日(おおみそか)で断ち切り、翌年に持ち越さずに済むようにとの願いから。
3 雨や風で倒れても、太陽の光を浴びるとすぐに立ち直る、植物としての蕎麦(そば)の生命力にあやかろうと思ったから。
4 年末はあまりにも忙しすぎて、自分たちで食事をこしらえる暇がなかったから。